食事の際の飲み物はどんなものを選ぶべき?

食事をするとき、水などの飲み物が欠かせないという人は少なくありません。しかし、食事中に飲み物を飲むのは果たして身体にとって良いのでしょうか。また、飲むとすれば何をどのように飲むべきなのでしょう? 今回は食事の際の飲み物について考察してみます。

■ 食事の際に飲み物を飲むタイミング

食事中に飲み物を飲むことの是非については、実は賛否両論があります。その上で、食事中に水分をとっても良いという意見の人でも、たくさん飲み過ぎるのはNGという点については大多数が賛同しています。

特に和食では味噌汁など汁物が付くのが一般的で、ごはんや煮物など食べるものにも水分が含まれています。にもかかわらず飲み物を過剰に飲むと、唾液や胃酸が薄まり、消化活動が妨げられることになると言われているのです。

さらに、未消化の食べ物は小腸にまで届き、そこで消化酵素がたくさん使われると、本来、代謝に使われるはずだった酵素が不足し、結果、痩せにくい身体になるとも言われます。

そのため、食事中の飲み物は少量を少しずつ飲むか、食事前なら30分前に飲んでおくのが良いようです。食後も少ない量なら30分後に、たくさん飲むなら3時間後を目安に飲むようにする、というのが目安になるでしょう。

■ 食事の際はどれくらいの量を飲む?

食前や食事中に飲み物を飲むことには、メリットもあります。食べる前に水分をとっておけば少しお腹が満たされるので、食べすぎを防止するのに役立ちます。その際はコップ1杯分程度を目安にしましょう。

飲み物を飲みながら、時間をかけてゆっくりと食事をとることには、血糖値の上昇を緩やかにすると言われています。食事中の飲み物は食道の滑りをスムーズにし、食品も柔らかくしてむしろ消化に役立つという意見もあります。

しかし、上述のように、食事中コップ何杯もの飲み物をガブ飲みしてしまうのはNGです。適量はコップ半分、多くてもコップ1杯分程度です。
ただ、大切なのは、身体が求める適切な量の水分を補給することです。辛かったり塩辛い食事のときは水が欲しくなるものですし、味噌汁やスープがあれば飲み物の量は少なめに抑えるべきです。食事中に飲み物を飲むなら、自身で状況をみて調整しながら、適量を少量ずつ飲むことを意識してみましょう。

■ 食事の際にはどんな飲み物を選ぶと良い?

食事の際に飲むのは、水や麦茶が多いのではないでしょうか。適量であればどちらを選んでも問題はありません。水は冷たすぎると身体を冷やすことがあるということ以外、ほぼ弱点のない飲み物です。麦茶もカフェインやタンニンを含まないので癖がなく、胃酸から胃壁を守る効果があるとも言われます。

温かいお茶にするなら玄米茶もポピュラーです。食事中に飲むなら薄めに作るほうが良いでしょう。水を沸かして少し冷ました白湯も、内臓の働きを助けてくれます。逆に、食事中に飲むものとして好ましくないのは、糖分の入ったジュース類、炭酸飲料水などです。

食事の際に飲み物を飲むかどうかは、人それぞれの習慣によるところが大きいものです。しかし、これまで飲みすぎていた自覚があったり、消化が良くないと感じていたような人は、水分のとり方について今一度考えてみると良いでしょう。少なくとも、口に入れた食べ物を水で胃に流し込むといったことは止めるのをおすすめします。

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